特集:〈いのち〉の危機と対峙する | |
〈いのち〉の危機と対峙する――特集にあたって | |
インタヴュー1 〈いのち〉を守る思想を福島に探る――被ばくと避難のはざまから | 聞き手・蓑輪明子/大河内泰樹 |
――1 大切なのはいのち――飯舘村・酪農家だからこそ | 長谷川健一 |
――2 福島はどこまで安全か――親として大学人として | 荒木田岳 |
インタヴュー2 絶望から紡ぐ希望 | 聞き手・杉田真衣/蓑輪明子 |
――ダルク女性ハウスに集う女性たち | 上岡陽江/瓜生美智子/唯 |
〈いのち〉の承認と連帯の倫理をめぐって | 藤谷秀 |
「生命権」の確立と「生存権」の再構築――福島と生活保護をむすんで | 吉崎祥司 |
「人間の尊厳」とは何か、それをいかに守るか | 河野勝彦 |
資本主義批判としての『ショック・ドクトリン』――ハーヴェイの資本主義論との比較をつうじて | 佐々木隆治 |
思想のフロンティア | |
放射線リスクの生命倫理――放射線被ばくの歴史からみた功利主義批判 | 隅田聡一郎 |
批判的実在論(Critical Realism)と存在論的社会科学の可能性 | 佐藤春吉 |
レビュー・エッセイ | |
災害を通して見る民衆への信頼と希望――レベッカ・ソルニット『災害ユートピア』と社会運動への期待 | 新井田智幸 |
沖縄の歴史的経験に学ぶということ | 和田悠 |
研究論文 | |
民主主義教育の認識論的基礎――ヒラリー・パトナムの「民主主義の認識論的正当化」を手がかりに | 中村(新井)清二 |