学 会 刊 行 物

『唯物論研究年誌』第23号「21世紀の〈マルクス〉」
(2018年10月刊)

MEGAの刊行とともに大きく変わるマルクス研究の最前線から、その理論の現代的な意義とマルクス主義含め研究の課題を提示する。

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特集1:マルクス生誕二〇〇年

座談会:マルクス研究の過去・現在・未来大屋定晴・後藤道夫・佐々木隆治・平子友長
マルクス研究レビュー@ マルクス哲学牧野広義
マルクス研究レビューA MEGA研究の現在--現代マルクス研究序説隅田聡一郎
マルクス研究レビューB New Reflections on post-Marxism of Our Time――ポスト・マルクス主義とは何か?山本圭

特集2:新自由主義下の大学の使命

大学は職業への教育にどう向き合うべきか?細谷実
大学破壊の現状と地域光本滋
日本の大学の差別をどのように抑制するか――一橋大学百田尚樹講演会事件を事例として梁英聖

レヴュー・エッセイ

「声掛け実験」について‐‐教育現場への疑似科学の浸透を考える南有哲
マルクス・ガブリエルの来日と彼の哲学大河内泰樹

研究論文

事物からではなく世界から思考すること―― フィンクのカント論に関する一考察南孝典
「新自由主義ガバナンス」論による「地方創生」実施スキーム分析宮川裕二
シリアの記録映画に描かれる<崩壊>の経験―記憶、表象、他者をめぐる創造空間岡崎弘樹

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