研 究 大 会

第35回総会・研究大会

2012年10月20日(土)〜21日(日)
法政大学(多摩キャンパス)

第1日 2012年10月20日(土)


●インフォーマル・セッション

北欧社会研究部会(9:15〜11:30)
@報告と討議:太田美幸氏(立教大学)「スウェーデンの『学習サークル・デモクラシー』をめぐって」
A情報・研究交流

環境思想部会(9:30〜12:00)
@永谷 敏之(高崎高等看護学校非常勤講師)「「自然の社会化」への物象化論的アプローチ――人間と自然の物質代謝の亀裂の克服のために」(仮)
A島崎 隆(一橋大学名誉教授)「エコロジー的社会主義への展望」
B武田 一博(沖縄国際大学教授)「エコロジー・進化論・ラディカリズム」

ジェンダー部会(9:30〜12:00)
「ジェンダーの視点で東日本大震災を考える」
話題提供者:五十嵐 美那子さん(生活思想社)ほか


●総会(13:00〜14:20)
●シンポジウム(14:30〜18:00)
「ポスト3.11を生きる理性」第35回大会シンポジウム趣意書

《報告》

植上 一希氏(福岡大)
 「3.11後の若者の経験の性質と「知」ならびに教育の課題について〜大学生と大学教育に焦点を当てて〜」 報告レジュメ
池田 成一氏(岩手大)
 「「文明化」の帰結としての3・11」 報告レジュメ
松元 千枝氏(ジャーナリスト)
 「災害によるメディアの発展」

《司会》
大河内 泰樹氏(一橋大)

●懇親会 (18:10〜)

第2日 2012年10月21日(日)

●個人研究発表(10:00〜12:00)

(Lタイプ)

中村(新井) 清二氏(首都大学東京・院)
 「熟議民主主義から生活形式の民主主義へ―シャンタル・ムフの闘技理論を手かがかりにして民主主義教育を考える―」 報告レジュメ
高橋 在也氏(東京学芸大学連合大学院(千葉大学))
 「「小さな活動」の政治的意味―文化のハイブリッドと民主主義の関係性―」 報告レジュメ
小谷 英生氏(一橋大・院)
 「問題としてのクリスティアン・ガルヴェ―ドイツ観念論誕生期における社会哲学的な背景をめぐる一考察―」 報告レジュメ
色摩 泰匡氏(一橋大・院)
 「ヘーゲルの職業団体論―市場の内在的規制に基づく市民社会の人倫的再編―」

(Sタイプ)

竹之下 芳也氏(無所属)
 「エンゲルスの自然弁証法における力学観の誤りについて」 報告レジュメ
間庭 大祐氏(立命館大・院)
 「H・アレントの革命論における<始まり>について ― 絶対者の問題に注目して ―」 報告レジュメ
長嶋 明子氏(東京学芸大学連合大学院(千葉大学))
 「セクシュアリティと人権」
吉田 健彦氏(東京家政大・非常勤講師)
 「機械・道具・人間―共同存在の観点からその境界線を考える―」

昼休み・ラウンドテーブル(12:00〜13:30)
●テーマ別分科会(13:30〜16:30)
第1分科会「原発と《いのち》」
 司会:戸田 清氏(長崎大)
○澤 佳成氏(弘前大)
 「原発問題に潜む〈いのち〉の線引きにどう対峙すればよいのか」
○宗川 吉汪氏(生命生物人間研究事務所)
 「原発事故と科学者の社会的責任」

第2分科会「1930年代の日本思想――戦前の唯研から80年」
 司会:渡辺 憲正氏(関東学院大)
○津田 雅夫氏(岐阜大)
 「戸坂潤と唯物論研究会―「最も教養ある人間は最も公式的でなくてはならぬ。」」 報告レジュメ
○平子 友長氏(一橋大)
 「戸坂潤における実践的唯物論構想」 報告レジュメ

第3分科会「働く/働かない――労働観の現在」
 司会:景井 充氏(立命館大)
○橋口 昌治氏(立命館大)
 「「労働問題」の現状――「問題」提起と秩序の受容」 報告レジュメ
○伊原 亮司氏(岐阜大)
 「経営管理思想の変化と働く場の実態」 報告レジュメ
  

個人研究発表の応募をされたみなさまへ(お知らせ)

●開催日時;10月21日(日)10:00〜12:00

●発表タイプ;
Lタイプ(発表30分/討論30分)
Sタイプ(発表20分/討論10分)

●注意事項;
なるべく大会の1週間前までに、ご報告用レジュメを事務局までお送りくださいますよう、お願いいたします。大会での質疑応答の深まりをはかるために、お寄せいただいたレジュメを当HPに掲載させていただきます。
なお、大学院生やODの方で大会にて発表される場合には、旅費総額の半分相当額を目途に補助をすることになっておりますので、該当する方は、お近くの委員か事務局までお問い合わせください。

●問い合わせ先;
〒657-8501 神戸市灘区鶴甲3-11
神戸大学発達科学部 橋本直人研究室内 唯物論研究協会
Tel&Fax. 078-803-7773(研究室直通)
E-mail:yuiken2010_12【アットマーク】yahoo.co.jp
送信の際は、括弧部分を@にかえて送信先アドレスにご記入ください。

 

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