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研究大会

2014.10.18

第37回総会・研究大会(東京農工大学)

研究大会は終了しました。たくさんの方のご参加ありがとうございました。
各企画の報告レジュメは順次アップしていきます。

2014年10月18日(土)~19日(日)
東京農工大学 府中キャンパス 第1講義棟
 *参加費 : 一般会員 2,000円 非会員・学生・院生 500円
  大会プログラム・レジュメ集は こちら

プレ企画 2014年10月17日(金)

●座談会:地方国立大学における大学改革の現状

 今年6月、「学校教育法および国立大学法人法改正法」が成立し、国立大学ではこれまでの教授会自治が否定され、学長によるトップダウンによって全てを決定する体制が整えられました。政府・財界はこれをバネに彼らの考える「大学改革」を強行しようとしています。しかし、この法律の施行を前にして、すでに多くの地方国立大学で大学の構成員の意志を無視した、学長による強引な大学改革が進められつつあります。
 この「座談会」では、各地の国立大学の現場で、こうした大学改革を経験していらっしゃる会員非会員の方々をお迎えし、こうした「大学改革」の現状と、今後の対応のあり方について、検討してみたいと思います。

日 時: 10月17日金曜日 18:00~20:00
場 所: 一橋大学 国立東キャンパス 第3研究棟3階 研究会議室
登壇者: 石井潔(静岡大学)、竹内章郎(岐阜大学)他
司 会: 大河内泰樹(一橋大学)

第1日 2014年10月18日(土)

●テーマ別セッション(9:30~12:00)

○環境思想部会

*他の部会と異なり開始は10時となりますのでご注意ください。

〈報告1〉穴見 愼一氏(立教大学非常勤講師)
 「環境思想とフェティシズム」(仮)
〈報告2〉尾関 周二氏(東京農工大学名誉教授)
 「人類史・世界史の構造の新たな理解へ向けて――環境史観、マルクスの歴史観、柄谷の交換史観などを検討しつつ――」【報告要旨】

○北欧社会研究部会

(1)報告と討議:小池直人氏(名古屋大学)
        「北欧型福祉国家とボランタリー社会活動」
(2)その他情報交換

○ジェンダー部会

(1)メイン企画:合評会(90分程度)
 竹内章郎・藤谷秀『哲学する〈父〉たちの語らい ダウン症・自閉症の〈娘〉との暮らし』(生活思想社、2013年)
 *著者の藤谷秀さんも参加されます。
(2)小報告
 和田 悠「1970年代の保育・教育運動研究の課題と展望」
(3)情報交流

●総会(13:00~14:20)

●シンポジウム(14:30~18:00)

ラディカリズムの条件――窮迫する時代を見据えて

【第37回大会シンポジウム趣意書】

「幻滅の未来」における可能なラディカリズムとは何か森千香子(一橋大学)報告要旨
「ラディカル」な運動の戦略/受容―主体表象と承認の政治―中谷いずみ(奈良教育大学)報告要旨
radicalであることとrootlessであること石井潔(静岡大学)報告要旨
《司会》高山智樹(北九州市立大学)

●懇親会(18:10~)

第2日 2014年10月19日(日)

●個人研究発表(10:00~12:00)

 * Lタイプ:持ち時間一人60分 Sタイプ:持ち時間一人30分

○第1会場(Lタイプ)

概念メタファーによるシティズンシップ教育の方法の検討中村(新井)清二(大東文化大学)報告要旨
フロム自我論における自我の能動的行為編成機能と、心的エネルギー額賀 京介(一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程)報告要旨

○第2会場(Lタイプ)

エンゲルスの唯物論・自然弁証法は時代遅れだ竹之下 芳也(北九州市立大学名誉教授)報告要旨報告レジュメ
マルクス学位論文における自然哲学の再解釈――エピクロスの感覚主義を中心として――加戸 友佳子(神戸大学・博士課程)報告要旨報告レジュメ

○第3会場(Lタイプ)

安倍政権の階級基盤と相対的独自性――戦前期講座派理論の再評価と関わって――大西 広(慶應義塾大学)報告要旨
現代日本の反レイシズム運動における動員=参加の論理とジェンダー清原 悠氏(東京大学大学院学際情報学府博士課程/日本学術振興会特別研究員(DC2)報告要旨

○第4会場(Sタイプ)

脳とは独立な唯物論的意識の可能性――階層性の問題の観点から――種市 孝氏(多磨高等予備校)報告要旨報告レジュメ参考資料
ナショナリズムを巡る憎悪と侮蔑:「排外主義」批判と「拝外主義」批判熊坂 元大氏(徳島大学)報告要旨
鶴見俊輔と家の思想高橋 在也氏(千葉刑務所非常勤職員/東京農工大学非常勤講師)報告要旨報告レジュメ
ハンナ・アレントの政治思想における私生活論をめぐる考察――「社会的なもの」による私生活領域解体の論理に注目して――井上 達郎氏(立命館大学大学院社会学研究科研究生)報告要旨

●昼休み・ラウンドテーブル(12:00~13:30)

①「研究者人生の〈生きづらさ〉をめぐって――中堅・ベテランの失敗・「なんだかなー」経験を糧にしてどう生きぬくかを考える」(小西二郎会員)
②「吉田傑俊氏 私の研究を振り返って」(企画委員会)③「年誌を読む」(編集委員会)*『唯物論研究年誌』19号(2014年10月発行)をご持参ください。

●テーマ別分科会(13:30~16:30)

○第1分科会「環境と農」

「新しい福祉国家」構想における農業・農村岡田 知弘(京都大学)報告要旨
都市を支える農村 農村を支える都市多羅尾 光徳(東京農工大学)報告要旨
司会:市原あかね(金沢大学)

○第2分科会「大学教育」

「古典」からみた大学改革――「無用の用」の先へ藤本 夕衣(日本学術振興会特別研究員RPD:慶應義塾大学)報告要旨報告レジュメ
「何処」で生きる「誰」を対象とする大学教育なのか?――学校から仕事への移行研究からの示唆――児島 功和(岐阜大学)報告要旨報告レジュメ
司会:植上一希(福岡大学)

○第3分科会「イデオロギーと知の構造」

社会(科)学と批判――リュック・ボルタンスキーの議論を手がかりに――片岡 大佑(東京大学)報告要旨
人格形成における社会性の役割と優生学批判福山 隆夫(東京慈恵会医科大学)報告要旨報告レジュメ
司会:小池 直人(名古屋大学)

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