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『唯物論研究年誌』

2001.10.20

唯研年誌第6号(2001)
こころとからだ

唯研年誌第6号書影

特集 こころとからだ

デカルト心身論の可能性――共同体と自然につながる<私>河野 勝彦
こころ・からだ・脳、そして自己・人格種村 完司
スポーツと身体と教育久保 健
心の唯物論と人格性の問題武田 一博
心の哲学・序論――マルクス主義的アプローチ中村 行秀
心身問題・情報化・エコロジー尾関 周二

小特集 歴史を見なおす

歴史観と歴史理論の再構築をめざして――「現実社会主義」の崩壊から何を学ぶか中野 徹三
歴史教科書問題における“対立”の意味安田 浩
インタヴュー: 歴史認識の現在川北 稔

特別寄稿

力学の弁証法再論–古典力学篇田中 一

思想のフロンティア

21世紀論–新しい社会の座標軸飯島 伸彦
「サイエンス・ウォーズ」とその日本版の背景稲生 勝
売買春をめぐる二つの潮流細谷 実

科学エッセイ

「物理玩具」の謎鶴見 勉

レヴュー・エッセイ

残されたテキスト–アルチュセール『哲学・政治著作集1・2』を読む石井 潔
天皇は《無責任》–加藤・橋爪・竹田『天皇の戦争責任』とその周辺小屋敷琢己

研究論文

性的自由と「性=人格」原則–自己決定権の規定・制約原理としての女性の平等権杉田 聡
ベンヤミンにおける「主体」の行方–「娼婦」から「ミッキーマウス」まで三崎和志
カントの「主観の形而上学」と「脳」山田伸彦

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