2002.10.01
友愛の共同体と知的所有権をめぐって――現代所有権論序説 | 池上 惇 |
自然エネルギー生産手段の住民所有――デンマークとドイツの風力発電を中心に | 和田 武 |
所有・労働・人格――ヒュームの社会的世界と人間 | 伊勢俊彦 |
臓器はだれの「もの」か | 黒須三恵 |
エココモンズの現在と共同所有の未来 | 市原あかね |
無所有の歴史的ポテンシャル――マルクス所有論再考 | 渡辺憲正 |
ニーチェ断想――「唯物論とニヒリズム」問題への一つの接近迂路として | 清 眞人 |
革命的個人主義と68年のマルクーゼ――唯物論的ニヒリズムの社会的構想力 | 出口剛司 |
唯物論と価値ニヒリズム――ノモス批判と宇宙論からの接近 | 渋谷治美 |
記者はどのように記事を書くのか――認識と介入・身体性から | 近田洋一 |
アメリカと暴力の民主主義 | 佐藤和夫 |
レヴュー・エッセイ
最晩年と没後の二著を読んで–石堂清倫の『二〇世紀の意味』と『わが友 中野重治』 | 鈴木正 |
『第三の道』とギデンズ社会学 | 鈴木宗徳 |
エーブナーにおける信仰のことばと形而上学批判–時代の病理に抗して | 嶋崎隆 |
共感の倫理的意味について | 山崎広光 |
「ノンエリート」青年の「社会」形成–北海道小樽市A工業高校出身者を事例として | 小西二郎 |
特集 ケアと資本主義 インタヴュー:ケアとは何か――重度障害者の親の立場から考える その中核にあるもの 児玉 真美 ケアの「規範」――ナンシー・フレイザーの反資本主義フェミニズムとケアの危機 小山 花子 親密圏とコミュニ […]
特集 エコロジーからの抵抗--支配と抑圧を乗り越える 特集にあたって 新自由主義とグローバル資本主義が拡大・深化し、エコロジーの危機への対応が世界的な課題となっている。そうした中、近年では資本主義と市場の拡大が危機の克 […]
特集 「つながる」力の現在地――変容するコミュニケーションのゆくえ 「データ駆動型社会」の幻想と現実――ケア関係の視点から 中西新太郎 コミュニケーションからレントを獲得する――新自由主義的統治性の下でのプラットフォーマ […]