2008.09.30
鶴見俊輔氏インタビュー 平和をつむぐ思想――日常生活に根をはること | 聞き手 吉田千秋/小屋敷琢己 |
帝国とグローバル資本主義下における「もう一つの世界」の生成――民衆の連合としての「民衆の安全保障」 | 武藤一羊 |
環境・平和・暴力 | 戸田 清 |
ジェンダーと暴力――暴力を積極的にのりこえる条件をさぐるために | 岩谷良恵 |
平和教育の理念と教育実践の課題――コスタリカの平和教育の事例から | 金 惠玉 |
「人権のための戦争」を許す論理――ハーバマスの「人道的介入」論と歴史的パースペクティブ | 橋本直人 |
カントの永遠平和論 | 小谷英生 |
安藤昌益における無戦論の基底 | 木村 博 |
苦悩する韓国労働者――雑誌の論調より | 水野邦彦 |
新しい管理社会と規律・訓練――「規律社会から管理社会へ」論の検討を通じて | 長谷川裕 |
新自由主義的教育改革における人間形成の諸問題 | 山科三郎 |
「おくのほそ道」と日本型教育実践 | 武藤清吾 |
近代民法における家族モデルの家父長的性格とその根拠――家族財産関係を素材に | 蓑輪明子 |
海野幸徳の人種改造論と社会事業学論をめぐる「優生学の限界説」の誤り――優生思想と社会福祉の関連 | 中嶋英理 |
自由における困難性と<今・ここ>に在る自分――「自由な学校」における生徒の実態から | 藤井吉祥 |
環境思想からみる捕鯨問題――「自然の価値」から「自然の意味」へ | 関 陽子 |
ヘーゲル『精神現象学』における「われわれ」――リープルックスの「言語主体」との関連において | 干場 薫 |
特集 ケアと資本主義 インタヴュー:ケアとは何か――重度障害者の親の立場から考える その中核にあるもの 児玉 真美 ケアの「規範」――ナンシー・フレイザーの反資本主義フェミニズムとケアの危機 小山 花子 親密圏とコミュニ […]
特集 エコロジーからの抵抗--支配と抑圧を乗り越える 特集にあたって 新自由主義とグローバル資本主義が拡大・深化し、エコロジーの危機への対応が世界的な課題となっている。そうした中、近年では資本主義と市場の拡大が危機の克 […]
特集 「つながる」力の現在地――変容するコミュニケーションのゆくえ 「データ駆動型社会」の幻想と現実――ケア関係の視点から 中西新太郎 コミュニケーションからレントを獲得する――新自由主義的統治性の下でのプラットフォーマ […]