2009.10.01
地域社会の衰退と再生をめぐる対抗 | 岡田知弘 |
内発的発展論再考――国家的なものの意義について | 市原あかね |
共同の衰退、孤立の拡大のなかでの地域再生――地域福祉の課題 | 岡崎祐司 |
地域の貧困と学校づくりの課題 ――戦後学校づくり史における価値理念の探求 | 石井拓児 |
環境政策の今日的位相と地域の再生 | 尾崎寛直 |
有機農業によるアフリカ地域開発促進の可能性 ――グローバルな人間連帯・社会連帯の原点を求めて | 岩淵 剛 |
地域再生のコンセプトとしての風土の意義 | 亀山純生 |
補完性・近接性原則批判 ――あるいは「地方優先の事務配分で中央政府の権限・介入を限定する」という形態の国家介入への批判 | 進藤 兵 |
「地方分権」批判・再訪――「民主的中央集権」概念を手がかりに | 関 耕平 |
アメリカのフェミニズム理論――ナンシー・フレイザーを中心に | 小山花子 |
偶然の出会いについて――スピノザの政治的存在論にふれて | 中河 豊 |
生活体験としての「うつ」、病としての「うつ」 | 中西新太郎 |
《アドルノ》の今――二つの伝記を中心に | 三崎和志 |
戦時下知識人家庭の「家内文化」――思想がうまれるとき | 高橋在也 |
マルクスの「哲学」批判と「新しい唯物論」 ――『経済学哲学草稿』と『ドイツ・イデオロギー』の「哲学」批判の差異をめぐって | 佐々木隆治 |
人間における〈自然さ〉の探究 ――「人間(ヒト)」と「モノ」との関係の理解を手懸りに | 穴見愼一 |
共生倫理におけるコミュニケーションの位相 | 吉田健彦 |
特集 ケアと資本主義 インタヴュー:ケアとは何か――重度障害者の親の立場から考える その中核にあるもの 児玉 真美 ケアの「規範」――ナンシー・フレイザーの反資本主義フェミニズムとケアの危機 小山 花子 親密圏とコミュニ […]
特集 エコロジーからの抵抗--支配と抑圧を乗り越える 特集にあたって 新自由主義とグローバル資本主義が拡大・深化し、エコロジーの危機への対応が世界的な課題となっている。そうした中、近年では資本主義と市場の拡大が危機の克 […]
特集 「つながる」力の現在地――変容するコミュニケーションのゆくえ 「データ駆動型社会」の幻想と現実――ケア関係の視点から 中西新太郎 コミュニケーションからレントを獲得する――新自由主義的統治性の下でのプラットフォーマ […]