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『唯物論研究年誌』

2013.10.21

唯研年誌第18号(2013)
デモクラシーを研ぎなおす

唯研年誌第18号書影

特集 デモクラシーを砥ぎなおす

インタヴュー1 新自由主義時代のデモクラシー渡辺治/聞き手・市原あかね・二宮元
インタヴュー2 社会運動から政治へ-弱者救済のためのリアリズム宇都宮健児/聞き手・三崎和志
社会再生の民主主義――デンマーク型社会からの示唆小池直人
『資本論』によるラディカル・デモクラシーの深化明石英人
エネルギー・デモクラシーの源流と構想澤佳成

思想のフロンティア

グローバル資本主義の争点――ハーヴェイの『資本論』読解をめぐって大屋貞晴
エジプト革命第二ステージをめぐる心理戦――中東の革命状況は今どのような段階にあるか栗田禎子

レビュー・エッセイ

社会的包摂を通しての亜雇用の創出――ロベール・カステル『社会問題の変容』とその後片岡大右
日本の大学は死んだのか――ブラック大学、PDCAファシズム、負担者受益、内部留保・資産運用重本直利

研究論文

帝国主義のアポリアとその克服――「アドルノの継承者」としてのサイード読解の試み橋本直人
能力主義と教育における平等の分配原理――アマルティア・センのケイパビリティ・アプローチを手がかりに福島賢二
〈労働する動物〉に「政治」は可能か?――ハンナ・アーレントの労働運動論から百木漠

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