2014.10.24
『標的の村』が呼び起こす市民の力――監督三上智恵さんに聞く、沖縄の危機、日本の危機 | 三上智恵 |
安倍政権と戦後システムのゆらぎ――同一の未解明の歴史的課題のさまざまな解き方 | 雨宮昭一 |
安倍政権と日本の貧困――弱者を憎む強者 | 後藤道夫 |
〈教育の政治化〉の力学――民主主義と立憲主義の危機 | 中田康彦 |
成長戦略とコーポレート・ガバナンス――日本経済の構造変化と株主価値重視経営 | 柴田 努 |
ミヒャエル・ハインリッヒによる「『資本論』の新しい読み方」――『価値の科学』の論理構造 | 平子友長 |
規範・欲望・承認――ピピン、マクダウェル、ブランダムによるヘーゲル『精神現象学』「自己意識章」の規範的解釈 | 大河内泰樹 |
日本近代の自己認識――諭吉の愉快と漱石の憂鬱 | 竹内真澄 |
福島/市民から見た映画「ハンナ・アーレント」 | 渡部 純 |
マルクス「小経営的生産様式」論の再検討──「小農理論」の視座から | 隅田聡一郎 |
公的領域の可謬性と抵抗としての活動──H・アレントにおける「始まり」の恣意性と市民的不服従について | 間庭大祐 |
特集 ケアと資本主義 インタヴュー:ケアとは何か――重度障害者の親の立場から考える その中核にあるもの 児玉 真美 ケアの「規範」――ナンシー・フレイザーの反資本主義フェミニズムとケアの危機 小山 花子 親密圏とコミュニ […]
特集 エコロジーからの抵抗--支配と抑圧を乗り越える 特集にあたって 新自由主義とグローバル資本主義が拡大・深化し、エコロジーの危機への対応が世界的な課題となっている。そうした中、近年では資本主義と市場の拡大が危機の克 […]
特集 「つながる」力の現在地――変容するコミュニケーションのゆくえ 「データ駆動型社会」の幻想と現実――ケア関係の視点から 中西新太郎 コミュニケーションからレントを獲得する――新自由主義的統治性の下でのプラットフォーマ […]