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会員著書紹介

2022.07.08

石井拓児・宮城道良著『高校生・若者たちと考える過労死・過労自殺-多様な生き方を認める社会を』

(学習の友社、2021 年、税込 1210 円)

 過労死・過労自殺の問題は、これから本格的に労働の世界に参入する高校生たちにとって切実な問題である。こうした問題について、愛知県の私立同朋高校の生徒たちが、石井拓児氏との学習会や関係者への取材を通して学びを深め、ドキュメンタリーを制作した。その学びの過程と、学習会・取材の内容をまとめたのが、本書である。高校生に対して、丁寧に学習を提供する石井氏の講演記録はもちろんのこと、それを受けての生徒たちの学びも記録されており、高校生の主権者教育のモデルとしても意義深い本である。

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