2022.03.03
2022年3月3日 唯物論研究協会(全国唯研)委員会
ロシア軍に侵攻されたウクライナ国内では、2月24日以来210人以上の住民が殺害され、住居が破壊され、数十万の住民が避難を余儀なくされおり、その姿が連日報道されている。これが国際法に反することは衆目の一致するところである。
3月2日の国連総会・緊急特別会合で141か国の賛同のもとにロシア軍のウクライナ即時撤退を求める決議がなされたことからも、世界の多くの国々が事態を憂慮し、侵攻に抗議し、戦争に反対していることは明白である。
ロシア軍の侵攻にたいし、ロシアをふくむ世界各地で起こっている抗議運動・反対運動も、さらには、ウクライナで銃をかまえるロシア兵が住民に発砲することを躊躇する姿も、日々報道されている。
他方では、プーチン政権が核兵器使用を示唆していることが事態をいっそう深刻にしている。人類はけっして広島・長崎の禍害をくりかえしてはならない。
私たちは、当のウクライナ住民はもちろん、世界各地で軍事侵攻に抗議し戦争に反対する人々と連帯し、一刻も早いロシア軍撤退を強く求めるものである。
あわせて、ウクライナのすみやかな平和恢復に向けて国連に努力を訴える。
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